『温故知新』へち道を極める伝統美と高精度の造形

『木車輪』『源氏車』を造形の原点とする『へちリール』、時代の進化と共に高精度・高強度・軽量化を追求し、鍛造アルミ合金を主流とするリールへと進化してきました。性能としては申し分ないリールですが、『伝統を次世代へ継承したい』そんな思いから黒鯛工房はどこかに『木の味わい』を残したいと考え、新たなリール造形に挑戦いたしました。木の特性、鍛造アルミ合金の特性を見つめ直し、古きを温め新しきを知る『温故知新』の考えのもと、高精度と伝統美の結晶『達人へち88』が仕上がりました。持つことの優越感をきっと感じていただけます。

■ アルミ合金6061-T6材 鍛造マシンカットボディ&スタンド

アルミ合金を熱処理後に鍛造し、マシンカット加工、無駄な部分を大胆に削り込みながらも最大限の強度を維持しております。巻き上げ時の歪み、ふらつきがありません。

■ 木材を使った達人スプール

厳選された銘木『黒檀』、高い耐久性の『強化木』は、見た目の美しさや高級感、さらには耐久性や耐水性を求められる楽器や家具、車や航空機の内装に使われます。その特性を活かし、達人スプールに採用。更にWood Spoolは、加工の難しさから木工ドリルで穴を開ける丸穴が基本加工ですが今回は、切削機を使用し難しい角穴加工に仕上げました。

■ 糸かみ防止機構

インスプール仕様のボディ側にラインが入り込みにくい形状です。

■ 日本製高性能ボールベアリング搭載

SUS製ボールベアリングを搭載し、滑らかな巻取りを実現しました。

■ 専用ナイロンリールケース付き

保管時にリール本体を保護する専用ケース付き。『達人』の刺繍が存在をアピールします。